NPO法人

■設立趣旨書

私は阪神淡路大震災当時、神戸市長田区のマンション9階にいて、周囲に火の手があがっているところを友人に助け出されました。当時、声楽家としてフランスのクラシックが大好きで、他ジャンルのアーティストたちと共同作業をしてコンサートを作っていました。しかし、大震災後はまったく興味を失い、なぜか幼いころに歌っていた童謡やわらべうたしか口から出てきませんでした。商店街などで童謡を歌い始めると皆が足をとめ、座り込み、大合唱になりました。童謡が必要なのは私だけじゃなかったのです。
日本は、世界で最も早いスピードで進む高齢社会です。自殺が多く、経済格差や健康格差などが進む社会状況にあります。だから、今こそ童謡が必要な時代だと感じています。

子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで世代を超えて歌える童謡は、自然の恵みや当たり前の情景の素晴らしさを歌っています。しかし、人々のつながりを感じ、心に活力をもらえ、生きている喜びを共有できる歌であるにもかかわらず、近年残念ながら歌われなくなってきています。失われつつある童謡を歌い、聞いていただく活動が求められています。日本の文化遺産であり、心のふるさとであるわらべうたをなくさないように、情報を収集し、採譜(データベース)作成する事業が必要です。

従来、東京・京都・神戸において、毎年4回ずつコンサートを開催してきました。また、各地の学校・福祉施設・病院等でも開催してきました。九州の病院主催のコンサートでは、800人が大合唱し、医師にどんな薬よりも効果があると言われました。

活動の中で、みんなで歌う事業を進めていく必要性は、ますます高まっていることを実感します。海外の日本人や二・三世にも聞いていただきたいし、国際交流の場で日本の理解にも役立てたいと考えます。童謡やわらべうたを愛する人々とともに、さらに積極的に、責任ある活動を安定的、継続的に広く推進するため、特定非営利活動法人童謡サロンを設立します。

平成23年7月6日
NPO法人 童謡サロン
設立代表者 深 川 和 美

■ 概要
協会名: NPO法人 童謡サロン
設立年月日: 2011年10月20日
所在地: 神戸市中央区北長狭通3丁目12番14号木馬内
事業・目的
この法人は、広く一般市民に対して、日本古来のわらべうたや童謡に関するコンサート活動や埋もれた曲の発掘・保存並びに普及啓発などの事業を行い、地域に根ざした文化・芸術の振興に寄与することを目的とする。

  • 童謡、わらべうた等に関する国内外でのライブコンサート及び講演活動等の事業
  • 童謡、わらべうた等に関する調査・研究・創作活動事業
  • 童謡、わらべうた等の音楽レコーディング製作及び普及啓発事業
  • 他団体との連携による国内外でのイベントの企画・実施事業
  • 地域コミュニティ文化の形成に寄与する事業

○ 役員名簿
◎ 理事

  • 深川(小西)和美(声楽家)
  • 近藤欽一(竹屋清流煎茶家元)
  • 齋藤まゆみ(一般社団法人日本バースセンター監事)
  • 多久雅三(編曲家・ピアニスト)
  • 田中敦子(豊の国海幸山幸ネット事務局長・・四季の音楽会実行委員会委員)
  • 原賀いずみ(環境省公認環境カウンセラー・北九州インタープリテーション研究会代表)

◎ 監事

  • 矢倉睦雄(NPO法人国際友隣協会事務局長)

◎ 顧問

  • 日下部昌和(絵師・前日本オリンピック委員会事業広報専門委員)
  • 轡田隆史(ジャーナリスト・元朝日新聞論説委員)
  • 藤原勇彦(ジャーナリスト・前森林文化協会常務理事)

◎ 定款・事業報告書等のリンク
http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/v-hyogo/search/index.php?act=dtl&npo_id=1761