花火 井上赳/下総皖一

昭和16(1941)年3月『うたのほん(下)』にて発表。日本の夏の風物詩「花火」の歌。
「どんと鳴った花火だ きれいだな〜」の「どん」がまるで本当に打上ってるように歌えて人気があったのではないでしょうか。
夏の童謡サロンでもおなじみの曲ですね。
今ではあまり歌われていないと思いきや、河口湖音楽祭で保育園で演奏した時は子どもたちの割れんばかりの大合唱になってビックリしました。先生が教えておられるか、どうかだけなんですね。

 

■下総皖一(しもおさかんいち)作曲。
1898年3月31日 – 1962年7月8日
埼玉県北埼玉郡原道村砂原(現・加須市)生まれ。

昭和7年、文部省在外研究員としてベルリンの国立ホッホシューレに留学。ドイツではヒンデミットに師事、近代的作曲法を学ぶ。
童謡の代表曲は「はなび」「たなばたさま」「電車ごっこ」「母の歌」「野菊」「スキー」「ほたる」など。
童謡に限らず合唱曲、器楽曲、協奏曲や校歌、地元では音頭なども作曲し、生涯で作曲した曲は3千余を数えるという。
昭和17年、東京音楽学校教授、31年東京芸術大学音楽部長、昭和37年、胆石、肝臓ガン、肝硬変の悪化で他界。

 

■井上 赳(いのうえたけし)作詞。
1889年7月23日 – 1965年7月20日
1930年代の国語読本である『小学国語読本』(サクラ読本)の編集の中心となった島根県出身の文部官僚。

 

(著作権保護期間)

更新日:2013年3月10日